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最終日は思いっきり沖縄を買おう
公設市場&国際通りでショッピング
旅のしめくくりは、家で帰り待つ家族へのおみやげ探し。そのまま夕食を食べに行く予定だったので、2人とも服を着替えてお洒落をする。母は銀色のスカートに、銀の上着をはおり、さながらカツオ。
「ちょっと派手かしら?」と母。
「……いいんじゃない」と私。そうして、那覇の街へとふたりは乗り出した。ホテルからタクシーに乗り、壷屋通りと市場へと続く道がぶつかる所まで行き、ここから歩き始めることに。
衣料品が山と積み重なる通りを徘徊して、お惣菜屋が並ぶ路地に紛れ込み、数軒続く緑いっぱいの八百屋コーナーで母が泥が残る島人参を買う。鮮やかな手つきでゴボウの千切りをしているおばさんの前を通り過ぎ、公設市場の1階に入り、豚肉とトロピカルな鮮魚に圧倒されて、外へ転がりでる。そのまま、琉球ガラスや漆器、お菓子などの土産品店が並ぶ国際通りへ向かう。
女性用の衣料品店には、ラメが入った演歌歌手の衣装のような服や、海の岩場に身を潜めるアメフラシのようにレースやフリルがあしらわれた上着が並ぶ。その店内では、何人かのおばさんたちが楽しそうに服を探している。
「なりふりかまわず楽しい街ね」
ホテルの部屋では派手に見えた母の服も、もはやここでは気にならない。景色に溶け込んでいるのか、そのパワーに押されているのか。
「おばちゃんたちがどことなく上品だわ」
とも、母は言う。沖縄の女性と言うと、パワフル、豪快などの印象が強いが、なるほど彼女たちにははじらいがあるのかもしれない。だからこそ、野菜や肉、お惣菜を売る言葉や動きに品が生れるのか。沖縄とは女性が美しいところだと思った。
壷屋通りから市場界隈を抜け公設市場まで歩くルートは、変化に富んでとっても刺激的。壷屋通りの入口にタクシーをまわすには、「ひめゆり通りに接する壷屋通り入口まで」と伝えよう。そうすると、同じ道を2度歩くことなく上記のコースを歩ける。 |
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