| サンゴについてひと通り分かったかな? 次はいよいよ、サンゴの産卵のお話。 |
| ○サンゴは雄?雌? |
サンゴは実は雌雄同体。サンゴはポリプの複合体で、雄と雌が入っています。
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| ○いつ頃産卵するの? |
水温が24度以上、満月の頃、ちょうどサンゴの産卵の一月ほど前に、性フェロモン(※)が一斉に分泌されます。天気も悪くないのに、海が真っ白くもやがかかったようになり、透明度が極端に落ちます。そのあと、卵と精子が入ったパッケージが作られます。このパッケージのことをバンドルといいます。カプセルみたいなものと考えるとわかりやすいですよ。(※ケミカルシグナルと呼んでいます。)
満月から2、3日後、水面に向けてバンドルが一斉に上昇していきます。水面にたどり着いたバンドルが割れて弾けて、卵と精子が飛び出ていきます。バンドルの中には卵と精子が入っているけど、割れるまでは受精は行われません。別のバンドルから出た卵と精子が出会って受精をします。
また、地域によっても産卵時期は変わります。水温が高い南の方が早いですね。沖縄本島近辺でも、慶良間諸島と砂辺では慶良間の方が早いし、八重山はもっと早いです。
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| ○どうして満月の頃に産卵するの? |
種の保存をするために、できるだけ多くの子孫を残したい=遠くまでバンドルを飛ばしたい。動けないサンゴはどうするか?潮の流れに乗せる、というわけ。つまり、潮の満ち引きが一番大きい大潮(=満月)の頃がベストなのです。タイミングを見計らっているのです。
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| ○どうしていっせいに産卵するの? |
サンゴが動物だという証ですね。人間でもあるでしょう。デートスポットに行って、周りのカップルがキスしてたりすると、「僕たちも…」という感じになることってありますよね。それと同じなのです(笑)。
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| ○「もうそろそろ産卵する」という見分け方のコツは? |
卵が成熟してくると、白色からピンク色になってきます。そうするともうすぐだな、と分かりますが、バンドルは0.02〜0.5mm。肉眼ではなかなか見えません。定期的な観察が必要です。素人がタイミングを見極めるのはとても難しいので、サンゴを観察しているダイビングショップに聞いてみましょう。
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| ○テーブルサンゴ、枝サンゴとかいろいろ種類があるけれど、産卵方法は違うの? |
産卵の時期や受精の仕方も違います。海面で受精する種類と体内で受精したものを放出する種類とがいます。大まかに分けて、ミドリイシサンゴ、キクメイシサンゴ、サザナミサンゴという順です。早朝生むものもいますし、ハマサンゴのように三日間くらいかけて生む場合もあります。
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