あれから10ヶ月、パソコンで天気予報と藤井さんの「保良日記」をにらめっこしながら、宮古島行きの飛行機に乗った。
快晴の沖縄本島を後に飛行機は青い空と白い雲の間を上昇した。宮古島に近づき、窓越しに怪しい雲が増え始めたころ「宮古島空港付近は現在、雨・・・」とパイロットから無情のアナウンスが流れた。ところが、島の上空にさしかかると雲が切れ、虹の架かった宮古島が見えてきた。「ああ、晴れ男で良かった〜」と少しホッとした気分で着陸した滑走路は陽射しを浴びて、先ほどの雨が白い煙となって蒸発しはじめていた。
レンタカーに重い荷物を積み込むと、雨上がりの蒸し暑い宮古島を保良川に向けて東へ。夏空にサトウキビ畑の景色が流れ、いつものお巡りさんが無表情で迎えてくれる。
しばらくするとBORAGAWA BEACH RESORTの看板が見えてくる。門を入り急な坂道をゆっくりと下って行くと、絶壁の緑に囲まれた“保良川ビーチ”が現れる。この風景と道端に咲く花たちとのコラボがまたいいのだ。なかでも、僕のお気に入りは東屋から見える風景である。 |