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ハーリー
旧暦の5月4日、豊漁、海上での安全を祈願し、海神祭、すなわちハーリーが行われる。
ハーリーとは船競漕のことで、地域や島によって「ハーレー」と呼ぶところもあるが、八重山地方ではこう呼ぶ。
漁業が盛んな石垣島では、幾所にも分れて行われるが、石垣漁港での「ハーリー」は海の祭典「大海洋祭マンタピア八重山」と同時に行われることもあって、一番の賑わいだ。
ウミンチュ(漁師)だけのレースだけではなく、「職域ハーリー」、女性チームが戦う「マドンナハーリー」なども魅力のひとつになっているのだろう。新聞に参加チームの募集広告が載ると、申し込みが殺到するそう。それだけ、島人の人気イベントになっているのだ。


当日、輝くティダ(太陽)の下…、といきたいところが時は梅雨のまっただ中。残念ながらこの日は曇り。湿度が異常に高く、参加者にも応援者にもかなり不快指数が高い一日となった。それでも、応援する人の数は港を埋め尽くすほどで、計19レースには大きな歓声が響く。特に千秋楽、ウミンチュ同士の戦い「上りハーリー」になると、パーランクー、銅鑼、踊りなども飛びす。それもそのはず、迫力、勇ましさとも格段。エーク(櫂)の捌きもやはり素人とは違い迫力がある。「ハーリー」はウミンチュの「誇り」を懸けた男同士の大勝負なのだ。今年の勝者は、「中二組」のメンバーたち。彼らの輝いた顔がハーリーの一番魅力になっているのは間違いない。

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(2002.07.11掲載)

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