白保=海人というイメージがあるが、実際には白保に住む大半の住民は農業に従事しており、海人の数は30名程度という。そのため、祭りの準備は実に大変な作業だ。
祭りを見学に来る人達のために、およそ300名分はあろうかと思われる泡盛と引出物の「魚のから揚げ」が準備される。から揚げの材料になる魚は、数日かけて白保の海で獲られたものだ。祭りの日の朝、海人達により泡盛と引出物が観覧席にセッティングされる。
ハーリー行事は、御願(うがん)から始まり、海人による本バーリー、その後、各組み合わせによる一般競漕と続く。中学生は、所属のクラブ対抗競漕。小学生は、高学年の生徒が白組と赤組に分かれて競漕する。また、白保の民宿対抗ハーリーもあり、宿泊客は、ラッキーにも自分の宿泊している民宿チームのメンバーとしてハーリーに参加することができるのだ。
一方、オジィやオバァ達へ向けのプログラム「くじ引き大会」は、白保の砂浜に隠された賞品引換券を探すゲームだ。はずれなしとあって、みんな大はしゃぎで砂をかき分け引換券を探している。
そして、全ての競漕が終わった後にはじまるのは、お待ちかねの「余興の部」。白保の人たちが芸達者な事は石垣ではよく知られている。多くの三線や民謡の名手を芸能界に送り出し、住民のほとんどが三線を奏で、島唄を唄い、琉舞を踊る。そのわざが遺憾なく発揮される余興の部は必見だ。
このように白保ハーリーは、祭りに集った全ての人たちが参加でき楽しめる。あのハーリー舟を漕いでみたいと想っている人は、前日からでも白保の民宿に泊り込み、民宿チームメンバーとして参加してはいかがだろうか。
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