美ら島物語
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那覇空港に降り立ち、ROUTE58を北上。
残波岬のへの案内標識から左へ折れて、さとうきび畑の中の道を進む。
「え、こんなところに?」と少し不安を覚えるころ、海の方向に、レンガ屋根のシックな雰囲気のホテルが見えてくる。

パーキングに車を止めて、日影がひんやりと心地よいロビーまでの廊下を歩く。
この廊下は、アリビラ時間が始まる。

「こんにちは」
すれ違うスタッフから今日もまたさりげなく、でも爽やかなスマイルを贈られる。

午後のティータイムより少し前、1日の中で、時の流れが少しゆるやかになったように感じるころ、フロントに到着を伝えた。








 






私が休日を過ごすのはプラシエンテルーム。
プラシエンテとは、スペイン語で「心地よい」という意味の言葉。

確かに、リゾートでゆったり静かに過ごすのに最適な部屋だ。

プラシエンテルームのある9階でチェックインを行う。

部屋にはウェルカムフルーツが用意されていてた。南の島のフルーツだ。

このフロアの専属ゲストリレーションスタッフから、部屋や設備などの説明を受ける。

好きな香りを部屋に届けてくれるアロマサービスがあるという。
私が選んだ香りが部屋に届くと、すーっと日常が遠のいていく。

私のための時間だ。

プラシエンテルームのアメニティーは『REN』。
肌にやさしく化学物質や香料着色料をいっさい使っていないイギリスの自然派ブランド。
バスローブは柔らか素材。ずっと着ていたい肌触りと心地よさがうれしい。


すべてが、私のために用意されている、私だけの空間。

くつろいでいると、スタッフ おすすめのコーヒーと、お菓子が運ばれてきた。

自然に私モードに融けていく。


何して過ごそう。一瞬ふと、そう思った。
でも、何もしないで過ごすために私は来た。
ご褒美時間を思いのままに過ごすために。

お腹がすいたら食べる、読みたい本を読む、砂浜を歩く。
私の意思ですべてが行われ、すべてが快適に流れていく。

 

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