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Scene1 バージンロード

※この文章は、吉田様ご夫妻へのインタビュー、挙式当日の取材をもとに、編集部が構成・執筆した結婚式にまつわる「物語」です。
文・高橋百合香(美ら島物語編集部) 写真・島袋浩、森山卓

緑の芝生に敷かれた、真っ白なバージンロードをゆっくりと歩く。
左手にはブーケ、右手は彼の腕を取って。

バージンロードを歩く私達を、家族や友人たちが拍手で迎えてくれる。
「おめでとう、良子、康史さん!」
ウェディングマーチとともに降りそそぐ、祝福の声。
みんな、笑顔だ。そして、今日という日を心から祝ってくれている。

生まれてから今日までの事が、パッ、パッ、パッとまるで映画のシーンの様に瞼に浮かんだ。

楽しかった事、嬉しかった事。
悲しかった事、辛かった事。

数え切れないほどの思い。その全てが、私にとっては大切な宝物。今日という日に続く、人生の贈り物だ。
これまでの日々を愛おしむように、私は祭壇までの一歩一歩を大切に歩いた。

真っ白なバージンロードをゆっくりと歩く。 真っ白なバージンロードをゆっくりと歩く。



幸せな実感が、私を包みはじめた そっと、傍らの彼の顔を盗み見る。すこし、緊張している。体もちょっと硬くなっている。
正面には、花で飾られた祭壇。
祭壇の前には黒いガウンをまとった牧師さまが、暖かな微笑みを浮かべて、私たちを待っていらっしゃる。

「いよいよだ。いよいよ始まるんだ、私たちの結婚式が」
幸せな実感が、私を包みはじめた。

 

Scene2 出会い −亡き母からの贈り物―

 

「沖縄で結婚式を挙げる」
「いいやつがいるんだけど、会ってみないか?」

ほんとうに、ほんの数日前まで何の実感もなかったのだ。
「沖縄で結婚式を挙げる」
そう決めたのは大分前だったけれど、去年の7月7日に籍を入れて一緒に住んでいたし、彼も私も日々の仕事に忙しく、ウェディングムードに浸る間もなかった。
それに、お互い30代。結婚式にはしゃぐ年じゃない事も、出会いから今日まで、とても自然ななりゆきで進んでいった事も実感がわかない理由の一つだったのかもしれない。


そう、私たちはとても自然に出会った。
彼は兄の友人だった。
「いいやつがいるんだけど、会ってみないか?」
いつもは紹介なんてちょっと億劫に感じる私だけれど、他ならぬ兄にそう言われ、珍しく会うことにした。その頃、私は長い間看病していた母を亡くし、心に穴が開いた様に感じていた。


待ち合わせは、私が住んでいる兵庫県・西宮市の喫茶店。今は仕事の都合で東京に住んでいる彼は、車で来るという。
けれど、待ち合わせの時間になっても彼は来ない。どうやら渋滞にはまったようだ。2、3時間遅れただろうか。私は雑誌を読みながら、顔も知らない彼を待っていた。

途中、「今夜中にたどり着けないかもしれない」という電話がかかってきて、「それなら、あなたがいる所まで行く」といって電車に乗った。この行動力。今思えば不思議だけれど、不安はなかった。会わずに帰るよりも、会った方が自然。そんな風に思ったのだ。
ようやく、携帯が鳴った。
お互い、顔は知らない。でも、私はすぐに彼を見つける事ができた。大勢の人の中で、何故か彼だけが私の目に飛び込んできたから。
「もしかして、吉田さんですか?」
声をかけると、「そうです」と言って、ほっとした様に彼は笑った。なんだか懐かしい気にさせる人だな。昔から知っている人みたい。彼の笑顔を見て、そう思った。
会った方が自然、その思いで電車へと乗り込んだ
店の外に出て、すぐに彼を見つけることが出来た

彼が運転する車の中で、お互いに自己紹介をした。
兄とは高校の同級生である事。
実家が同じ町内、それも歩いて数分の所にあり、もしかしたら、昔、町なかですれ違っていたかもしれない事。

「春になったら彼と一緒に住む」、その決意から今日の日まで
結婚式は記念日に、と彼の誕生日に決めた

初めて会う人なのに、ちっとも緊張しなかった。むしろ、家族と話しているような、そんな落ち着きがあった。
結婚を前提に交際をする事も、東京の彼の家に住む事も、すべて車の中でトントンと決まった。
家に帰り、「どうだった?」と聞く父と兄に「うん、付き合う事にした。そして、春になったら彼と一緒に住む」、そう伝えた時はびっくり驚天していたけれど、私にとってはごく自然の流れだった。

二ヵ月後、東京の彼のマンションで一緒に暮らし始めた。入籍は、その日を忘れないように何か記念になる日がいいね、と7月7日の七夕の日にした。結婚式は母の喪が明けてから、やっぱり記念になる日を、という事で翌年の春、4月24日の彼の誕生日にしようと決めた。


結婚式にあまりこだわりはなかったけれど、大がかりなものではなく、家族や友人達に囲まれたアットホームな式がいい。それが二人の気持ちだった。

北海道、ハワイ、グァム、サイパン、バリ島…。いくつもの候補地があがった。でも、会社を経営している彼はそんなに長く休みを取れない。両親や小さな甥っこや姪っこの事を考えると、移動時間は短い方がいい。それなら沖縄はどうだろうか。沖縄なら暖かいし、彼が以前から好きで何度か訪れていた土地でもある。移動時間も比較的短いから、関西に住む家族や友人も楽に来れる…。そういった、いくつもの条件を満たす場所、それが沖縄だった。


出会いから結婚式まで、本当にあっという間だった。
せせらぎが急流に変る様に、物事というのは進む時は本当にあっという間に進んでいく。

母が亡くなって、彼に出会って。
私自身、驚きながらも、この人生の新しい展開をすんなりと受け入れていた。
もしかしたら、母が彼に出会わせてくれたのかもしれない。
「もういいよ、幸せになりなさい」
長い間看病をし、最期を看取った私に、天国の母がそう言ってくれている気がした。

物事はあっという間に進んでいった

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(2004.10.04掲載)
 
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