
島々を巡る中で、海や空や島、そしてさまざまな場所や物質や風景に宿る神(精霊・温もりのエネルギー)
全てのものに感謝して、全てを受け入れ本来のあるべき姿を伝えなさい。
そんな言葉がどこからともなく、誰からという訳でもなく語られているように感じることがあります。
私は、島へ行くと、林や森や御嶽で突然呼び止められることがあったりします。
『ぃやーや、たーやが?!(おまえはだれか?!)』と。
そんなときは、○○町○丁目○番地のもりこと申します。今日はこの島の美しい風景を撮りにまいりました。
怪しいものではございません。どうぞ撮らせて下さい、そしてお守りください。ということを方言で挨拶しています。
こんな風に。
『わんねー、○○町○丁目○番地○○のもりこやいびーん。ちゅーや、くぬ島ぬちゅらさる風景撮いがちゃーびたん。やなむんあいびらんくとぅ、どぅりん撮らちくぃみみそーれー、まもてぃくぃみそーれ。』
沖縄では、同じ島の中でも別の市町村や集落のことを「他島」と呼びますし、他島から来た人はすべてよそ者 ということになるわけですから、当然私も他島人(たしまんちゅ)のひとり。
その他島人(たしまんちゅ)よそ者がカメラ担いでやってきて、どこそこ構わず写真を撮り始めると、 きっといい気持ちはしないはず。
見知らぬ人が自分の家の庭に入ってきて挨拶もせずに写真を撮り始めたら怒りますよね。
(挨拶されたっていい気分じゃない人もいるかもしれないし)
それと同じで、島には島の人が暮らしている。またそこには、神様やご先祖様たちがいて、島を、 島の人を、島の自然を守り司っている。そこへよそ者が入るときは、挨拶や簡単な自己紹介をしてから 入るのがごく自然なことだろうと最近思っています。
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