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海人と暮らし
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美ら海・可憐な島イセエビ


サーチライトで、逃げ惑う泥棒を照らす様に(勝手なイメージです)、電灯の明かりは、左右上下、とどまる事無く、動き回る。
「電灯で照らした場所だけが、人間に見える世界」。
それは、「海人の目線」。

昼間、どんなに一緒に潜って(泳いで)も、彼らの目線を追う事は
出来ませんが、夜の海は、特別。
私にとって、すっごい収穫。おもしろい。
その人の目の動きが見れるなんて!!!!
腕の良い海人の目の動きは、早い!!!
常に動き回っている。

捕る力とは、捕る腕はもちろん、見る力。
これは、カメラマンもそうだし、人生そのものが、まさに『何を見るか』なんですよね。(見るとは、目に映るのとは違う)

素潜りで手づかみ&長いハサミでつまむ、というシンプルな漁法。
内地や外国のエビの様に、少し身体が浮いて移動するのとは
違って、島イセエビは、匍匐(ほふく)前進の様に、這いつくばって
います。
奥まった、エビノヤー(エビの家)にいるものは長いハサミで、
外に出歩いているものは、手づかみで、素早く、がばっ!っと、
でも繊細に掴む。足やハサミが折れてしまうと値が下がっちゃう
からね。

捕った獲物は、塩化ビニールの水道管に工夫を凝らした浮きに、
ぶら下げて行く。
潮がかかりにくく、陸に上がった時は天秤の様に担げるし、とっても
上等!昔は『竹』で作られていたんですって。

昔の人は、あるものを利用して、なんでも作ったんですよね。
今は便利な既製品が沢山あるけれど、凄腕海人達は皆、工夫を
凝らして道具に手を入れている。
今も昔もきっと、かわらないんだろうな?

リーフエッジをひたすら泳ぐ。エビを見つけると、素潜りでエビを
捕る。

海中を探す・・・








島イセエビを手づかみ








獲ったエビをぶら下げていく

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(2007.09.15掲載)




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