美ら島物語
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海人と暮らし
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美ら海・可憐な島イセエビ

満月と新月が近づいてくると、血がワサワサし始めます。
潮がぐっと動くとき、海のものは激しく動き始め、海人も慌ただしく
なります。

そんな新月の夜、エビ捕りに、石垣島へ行って参りました。
実は「イセエビ」は、沖縄にもいるのです。それも「素潜り」で
エビを捕ってる海人達もいます。

日が落ちる頃に、浜を出発し、エビ捕りポイントに移動。
ポイントはエビにとって、外敵が少なく、餌がいっぱいあって、
酸素が沢山循環している場所。
台風から島を守ってくれる『自然の防波堤』の役割をしている
『サンゴ礁』。
その「外海との境目」の潮が一番あたる場所で、のびのび暮らし
ているイセエビ達。

内海は、サンゴ礁が迷路の様に道を作っているので、大潮、
干潮時の船での移動は要注意!!!
サンゴ礁が出てきてしまい、船が座礁する危険があります。
暗くなる前に、ポイント付近の内海に船を留めて、そこからは
自分の道具を背負い、歩いて移動。リーフの切れ目、深海との
境目の海へ向かって行くのです。

真っ暗闇、自分の電灯を照らした場所だけが、明るくなります。
写真は、ストロボを当てているので明るく見えるけれど、ほんと、
真っ暗。
新月の夜には星明かりですら、とても明るく見えるんですよ!
ザザザザ〜ッッッ、とリーフに当たる波の音が大きく聞こえ
始めると、深い海は間近。マスク&足ひれを付け、腹這いに
なって、泳ぎ始めます。

ど〜ん!!!という重たい音が聞こえると、何秒か後に大きな
波がくるので、その波を潜り外海に向かってダッシュ!!!。
うまくくぐらないと、波に押されて元居た場所にあっという間に
戻されてしまう。その時には、マスクは吹っ飛び、カメラ機材も
投げ飛ばされちゃう。
波の力って、すごいの。
『人間って小さいなぁ〜』と感じさせられる瞬間です。

幾度も打ち寄せる大波をくぐり、外海に出て行きます。
そして、そこからは、ずっと深い海とリーフの境目を泳ぎ&
潜り続けるのです。

日が落ちる前に海人が出発




島イセエビ




歩いてエビ獲りポイントへ




深い海



 

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