美ら島物語
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秘技!海歩人の巻網漁

後ろに下がれ〜


網にかかる魚


網にかかる魚たち


一匹ずつ棒で抜いていく


舟まで歩いて移動する姿はまるで「魚の散歩」

ここからは、慎重に。


魚は,食事をしながらも、外敵に襲われることを警戒しています。
足音一つで、深場にさぁ〜っと、引いて行ってしまう。

私は「後ろに下がれ」の指示を出されたので、3メートルバック。
1人は、手前で魚の群れのいる場所を、2人に指示します。

2人が網の両端を持って、魚の背後に回り込み、2人が左右に
分かれ、完全に魚の背後を網で囲ったら、手前の一人が網を
めがけて、ダッシュ!!!

びっくりした魚達は、後ろに下がろうと、身を反転するとそこには
網が!!!!

次々引っかかるシチュー(ミナミイスズミダイ)の群れ。
でも、キンスジは飛ぶんです!!!キンスジは、シチューの仲間
で一番おいしいやつ(金色の筋が体側にあるやつを白保ではそう
呼ぶ)。
網を飛び越えて逃げて行く。
ちょっと、平常心を保てるやつは,網の下をくぐり抜けたりします。

だから、網を仕掛ける場所は、海底地形が比較的平らな場所で
ないといけない。
魚の群れを見つけても、それが捕れる場所が難しい場所か、瞬時
に判断し、網を仕掛ける時間をはかってもいたのです。


恐るべし海歩人!!!

一匹ずつ、網から外した魚は、棒で抜いて行く。



、、、、で、これが「魚の散歩」。?!
舟まで移動する間に、奇麗にウロコがとれるかな〜???!

舟の無い時代は、本当に大変でしたよね、、、、。
大漁は嬉しいけれど、帰り道は,嬉しい重さに悲鳴を上げながら、歩いて帰ったのでしょうか?

2回網を入れて、捕れたのは、シチュー、サボーダー、シマハギ、
オジサン、等。




浜に戻ると、さっそく、今捕った魚のウロコ捕り。
刺し身がおいしい魚は、別に分けて、汁向きの魚は、内蔵を捕り、
2つにぶつ切りにする。

ぺこぺこのお腹に、あたたかい「魚汁」がおいしい季節。
ケイキチおじぃは、魚の具より、汁が好き。おいしさが全部抽出され
たおつゆに、ごはんを落として食べるのが、最高!!!
思わず笑顔がこぼれます。

おいしさの秘訣は、なんだろうと、鍋を開けると、こ、これはなんだ???
シークワーサーの葉っぱを入れるそうです。
それと『食べる分だけ』っていう、海への心づかいかな?
海とともに生きて来た人達は、海への感謝の念を忘れません。
手を合わせて「いただきます。」

おいしい魚汁にケイキチおじぃもにっこり


鍋のおいしさの秘訣はシークワーサーの葉が。

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(2008.01.16掲載)




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