
毎年、旧暦の9月か10月の甲申(きのえさる)の日から甲午(きのえうま)の日までの9日間、島最大の行事、種子取祭が行われる。
竹富(たけとみ)島は、八重山諸島、石垣島から高速船で10分ほどのところにある面積約5.5平方の小さな島。
ここは赤瓦の民家、屋根の上のシーサー、白い砂の道……沖縄の原風景がそのまま残る小さな島。
竹富島の種子取祭は、「とにかく面白い」と随分前から聞かされていた。「何が面白いの?」と聞くと、まず、芸能奉納だと言う。沖縄のほとんどの島々で、お祭りの際には必ず登場するこの芸能が、「さすが、八重山」と思わせるというのだ。それと、「世乞い(ユークイ)」の存在。これは、島の民家を一軒、一軒、唄い、踊りならが廻る。しかも、ただ見るだけでなく、参加できるという。
種子取祭は、名前からも分かる通り農耕に関するお祭りで、種を蒔き、それが無事に育つことを祈願するもの。1日目の祭りの計画から始まり、各家々での祈願、神事による祭りの祈願と続き、祭りのハイライトである奉納芸能、夜通し行われる世乞い(ユークイ)、そして最後の9日目は弥勒(五穀豊穣をもたらす神様)への感謝の行事でしめくくる。 |
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