
そして、7日目の芸能奉納が終わり始まるのが、「世乞い(ユークイ)」の儀。
これは、種子取祭を戊子(つちのえね)の日に定めたとされるネハラカンドの子孫の家・根原家に始まり、その後、島にある3つの集落に別れて各家々を廻る。これは神聖な行事なので、面白いという表現が正しいのがどうか分からないが、やっぱり楽しいのである。
「世乞い」は、島の司を先頭に、道唄と呼ばれる豊作を祈る唄を唄いながら、家を訪れる。それから、庭先で踊り、家の中でまた唄う。
この時、驚いたのが、種子取祭は、神聖な行事である。にもかかわらず、観光客、見物人もその家々にあげて貰えるのである。そして一緒に唄わせてもらえるのである。もちろん、踊りも然りである。
見ているだけのお祭りとは違い、参加させてもらえるとなると、肌身で感じられる。これはたまらないと、明け方近くまで続くのであるが、つい、最後まで参加してしまった。
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