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私はオブジェのような建築物がそびえたつ大阪を飛び出した。JTAの機内には八重山民謡が流れ、いやでも気分が盛り上がってくる。あ。…私のお気に入り、竹富の「安里屋ユンタ」。マタハ〜リヌ、チンダラ、カムシャマヨ〜♪っと。いやっほー。私の旅が、始まった。心はすっかり、島模様。
2時間30分後、機体が小さな石垣空港に降り立った。石垣よ、今年もよろしく。タクシーで離島桟橋へ向かい、高速船に乗る。船は混んでいたので、後方のデッキに座ると、ザッパ〜ッとエメラルド色のしぶきが上がるのが見える。これ、これぞ八重山や!モワァァァとした風に包まれて、思わずウトウトしてしまう・・・・。はっ、と気がつくと、エンジンが止まり目の前にまっ平らな緑が近づいていた。大阪からおよそ1500キロ、合計3時間半後、私はようやく黒島の港に到着した。
うおおおーっ、めっちゃ熱い〜〜〜〜。
寝起きでボーっとした私に、太陽と言わず、緑と言わず、すべての光がまぶしく降り注いでくる。都会の軟弱な肌が、じじじ…とやられている。痛い。えらい熱いところに来てしまったみたいだけど、やっと着いた。やれやれ、嬉しい。
さあ、タオルで汗をぬぐいつつ、とりあえず出かけよう。八重山のど真ん中、ハート型の黒島を、歩く。
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