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展望台に着いて軍艦岩を見る。岩は海上にそびえ立っていた。夜見ると本当に「軍艦が停泊している」ように見えるらしい。
展望台の右手から歩いてサンニヌ台(三根台)へ。砂岩がリーフパイのように細い層を描く。剥き出しになって浸食された千畳岩が波打ち際まで自然の階段になっている。ここはNHK大河ドラマ「琉球の風」のロケ地で,封建社会の矛盾に苦しんだ琉球王府の役人啓泰(東山紀之)は,最終回,本当に自由な「南海王国」建設を夢みて与那国に渡る。ちなみにイソバ役は森光子。 |
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さらに車は海沿いを南下,立神岩の展望台へ。
立神岩はそそり立っていた。別名頓石(トンガン)。 昔,二人の若者が海鳥の卵を取りに頂上へ登ったが,あまりの高さに降りられなくなった。一人が降りようとして,真逆様に転落死。残った若者は一人ひたすら神に祈り,そのまま疲れて眠りについた。翌日,目が醒めたら島に戻っていたという。それから立神岩は「神の岩」として島人に畏敬され,今も岩に近寄る者はいない。島の人は「与那国の岩はすべて神の岩」だという。さらに南に進むと荒川鼻が見えるが,その先の海中に話題の海底遺跡がある。凪の日なら船上からでも,澄んだ海面
下に100mほどつづく絶壁がはっきりと見えるそうだ。 |
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 島の南側の道を西に向かって走ると,右手に与那国富士といわれる宇部良岳,久部良岳となだらかな山脈が続く。この辺は世界一の蛾・ヨナグニサンの自然生育地で,温かくなると,大羽で優雅に飛んでいるそうだが「モスラのモデルはヨナグニサン」という話もあるという。
翌日,タクシーのガイドさんが宝物の標本を見せてくれたが,手のひらを重ねるとヨナグニサンの方が僅かに大きく,サナギは茶色い餃子のよう。 |
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