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与那国までは、JTAのジェット機で那覇から石垣島を経由して約2時間。または、那覇と与那国を直行で週3往復している琉球エアーコミューター(RAC)のプロペラ機で1時間半。
今回は、このRACを利用した。客室乗務員の素敵な笑顔に迎えられ39人乗りのDHC−8(ダッシュ・エイト)に乗り込む。ターボプロップ・エンジン独特の音を響かせて、意外(?)に力強い加速の後、晴れ渡った空へ舞い上がった。
眼下の海の青さはどうだろう。 青という一語では到底表現しきれない。
青に蒼 藍を重ねて 真南風吹く
一句ひねってしまった。
これから向かう与那国の海はもっと凄かったのであるが。
水平飛行に入る。
出掛けに「蓬莱」をキーワードにネット検索してみたら、面白い話に出会った。
紀元前3世紀の中国、秦の時代に不老不死の薬を研究する徐福という人がいた。彼は、仕えていた始皇帝の肝いりで、不老不死の妙薬を手に入れるために東海中にある仙人が住む蓬莱へ向かった。しかし、島影は見えたものの、サメの大群に行く手を阻まれてしまう。戻った徐福は、始皇帝に経緯を報告するとともに、数千名の児童や職人を引き連れて再挑戦したいと申し出た。不老不死の薬を手に入れることに血道を上げる始皇帝はこれを認め、さらにはサメが出たら自分が退治してやると大船団に途中まで加わったという。
サメが、また興味を引く。与那国の周囲にはサメが多く、特に冬場にはハンマーヘッドシャークの群れを目指してダイバーが集まる…
機内アナウンスが流れ、ダッシュ・エイトは降下を始めた。
いよいよ、与那国の地を踏む。
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