美ら島物語
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さてさて、そんなハンマーヘッドに会えるのは、日本最西端・与那国島。

ハンマーヘッドを見られるのは、水温の低くなる12月頃からゴールデンウィーク明けくらいまで。群との遭遇率が高いのは、一番寒い時期。1月から2月のようです。また、ゴールデンウィークの頃にはジンベイザメの遭遇率も高くなるとか…。
ハンマーヘッドが見れるポイントは与那国島にいくつかありますが、代表的なのは日本最西端・西崎(いりざき)。他に、ダンヌドロップなどでも見ることができます。

3月某日。行って来ました、与那国島。快晴、風なし。ついでに流れもなし(流れのない時はあまり出ないらしい…)。おまけに逆潮。コンディションは芳しいとは言いづらい。

「ハンマーヘッドが出たらタンクを鳴らしますからね!」
そういわれて入った西崎一本目。
南の根につかまってハンマー待ちをしたものの、逆潮のためかなかなか魚がやってこない。いろいろまわったけど、なぁんにもいない。大物狙いの悲しいところ。
ダイビングコンピューターを見ると、水深31.5m。ダイブタイム20分。そろそろ寒くなってきたし、残念だけど、引き返すかなーと思ったその瞬間。
…カンカンカン!
あんなに水中で聴覚が研ぎ澄まされていたのも初めて。タンクの鳴る音で鳥肌が立ったのも。どこ?どこ?どこ?キョロキョロする間もなく、いました。真ん前に一匹。あのトンカチ頭は、まさしくハンマーちゃんだー!

ハンマーヘッドはゆうゆうと、わたしたちの目の前を泳いでいました。目の前っていっても5mくらい先だけど。
がっしりした筋肉質の体。
しなやかな動き。
はっきりいって、見とれました。
ほれぼれしました。
一、二分間滞空?したあと、さっと身を翻して、沖のほうへ消えていきました…。

かっこいい〜〜…。でかい〜。3.5mくらいはあったかな。
かっこよすぎる…。
見とれて、ぽかんと開けた口からレギが外れた。やばいやばい。
街で突然美人女優に会ったら、こんな感じなのかも…。

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