|
|
 |

世界に名だたる酒「泡盛」。
実は、琉球王朝時代初期には泡盛という名前は存在しておらず、「酒(サキ)」「御酒(ウサキ)」と呼ばれていたのである。
琉球から江戸幕府へ献上された品物の目録に記載されている名前は、正保元年(1644年)には「焼酒」となっていたが、寛文11年(1671年)から「泡盛酒」と呼ばれるようになったことがわかる。
琉球の民が名付けたのか、琉球の貿易を管理するようになった薩摩の商人が名付けたのか、その経緯は定かではない。
ところで、なぜ「泡盛」という名前がついたのかということについてはいくつかの説がある。
1.もろみが熟成するときに泡をぶくぶく立てる様子から。
2.中国やアジアでは昔から、酒をある高さから注いで、その泡の立ち具合で度数を計った。(泡が立つのがいい酒とされていた)
3.インドの、ある地方ではお酒のことを「アワムリ」と呼んでいた。
などであるが、もし、命名会議があったとすれば即決全会一致で「泡盛」に決定されたのではなかろうか。
そして、命名祝いにはもちろん泡盛で乾杯、心にもその名を刻んだことであろう。泡盛の浪漫に浸りながら。
|
 |
 |
 |
 |
|