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「美ら島物語」メールマガジン「ちゅらしまニュース」発 泡盛コラム


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文・森山 卓


vol.27 クリスマスには泡盛を

もうすぐ楽しいクリスマス♪
みなさまも思い思いのクリスマスをお過ごしになることでしょうね。
泡盛コラムを読んで下さっているみなさまから、たくさんの質問が寄せられますが、そのなかでも多いのは『美味しい泡盛って何? 泡盛の美味しい飲み方は?』というもの。


私、沖縄県内の47酒造所1協同組合の全てを巡り、いろいろなお話を伺っていますが、みなさん酒へのこだわりについては確固としたものがあるものの、自分のところが一番美味しいぞ! という話はほとんど聞いたことがありません。逆に、『お酒は嗜好品。ひとつの銘柄に対して飲む人全てが美味しいと思えるものではないから、一番美味しいなんて言えない。だから、こだわりと思いを伝えつづけるしかない』という意見が数多く聞かれます。
確かに、泡盛の製造方法はどこでも基本的には同じですから、極端に変った味の泡盛がそうそう造れるわけでもありません。
何も知らずに飲み比べてもあまり違いが分からないものなのかもしれません。だから、銘柄の由来や、造っている人、土地などを知り、風景を浮かべて、心でも飲んでいただくと、その泡盛は美味しい泡盛となり、美味しく飲む方法ではないかと思っています。


ところで、ここ数年の研究の結果、古酒の円やかな甘味と香りを造り出しているのはタイ米に含まれるバニラ(バニリン酸)だということが解りました。そして、タイ米の中でも現在泡盛の原料として最も多く使われている『A1スーパー』という品種が、バニリン酸を最も多く含むことが、最近明らかになりました。


おっとこの話、まだあまり知られていませんから、クリスマスの夜のうんちく話のネタとして、ぜひご利用くださいませ。
あ、そして、もちろん乾杯は泡盛でね。泡盛は肉料理にも魚料理にも合いますから、お食事の前から食後のケーキまで、ずっと通せますよ。


また、沖縄好き、泡盛好きの面々でパーティーなどを予定している方は、泡盛の銘柄当ての『利き酒大会』などなさってみてはいかがでしょうか。数は5銘柄、度数は30度で合わせて、できれば新古酒も統一。
日頃懇意の泡盛の味は分かると思っても、5銘柄の中からだと意外に当たらないものですし、他の泡盛の魅力に気づくかもしれませんよ。
あ、ただし利き酒は、宴の始まる前にやらないと、だーれも当てきれなくなりますからご注意くださいませ。


私なりに、『泡盛美ら島めぐり』というテーマで、現在本土でも比較的入手しやすいであろう銘柄を選んでみました。
本島、宮古、石垣、与那国、久米島と泡盛で5つの美ら島めぐりを楽しめます。
本 島:守禮・瑞泉・残波黒・瑞穂・珊瑚礁・南風・忠孝・まさひろ
宮古島:菊の露・多良川
石垣島:おもと・直火請福・八重泉
久米島:久米島の久米仙
与那国島:舞富名・どなん


それではみなさま ♪Merry Christmas With Awamori♪

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