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「美ら島物語」メールマガジン「ちゅらしまニュース」発 泡盛コラム


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文・森山 卓


vol.34 度数って?

泡盛の度数、居酒屋などで一般的に置かれていて、飲まれているものは30度や25度のものが多いが、古酒となると43度が多い。(宮古では35度もかなりある)。

なぜ、25度や30度が多いかというと、水割りでゆったりとほろ酔いになるから。というのが一般的な理由。泡盛本来の味を楽しむのなら、ストレートかロックでちびりちびりと舐めたほうがよいのはもちろんだが、誰かと楽しく飲むときは、おしゃべりしてると喉が渇くし、飲めば飲むほどに心の底をさらけ出すから長い時間飲めたほうがいい。
強いと美味しくてついついたくさん飲みすぎてダウン。ってことになるから、25度〜30度でマイペースで飲めるほうが受け入れられている。

ところで、古酒となると度数は43度のものが圧倒的に多い。
しかし、なぜ45度とか40度とかではなくて中途半端な43度という数字
なのか。
その訳を、とある酒造所で聞いてみました。

いくつかの要因でそうなったとは思うのですが、その一つとして次のように言われています。ただ、泡盛は酒税法上「焼酎乙類」で、度数規定が45度未満なんですよ。ならば、45度で商品化すればいいじゃないって思うところですけど、45度のままタンクに貯蔵していると、時とともに1度〜2度、度数が変化することがあるんですよね。知らずに出荷して、検査で度数超過となった場合、その泡盛は酒税法上スピリッツ類ということになってしまい、かなりお叱りを受けるんですよ。
スピリッツ類に分類されると税金も高くなるし。

だから、多少は度数に変動があって45度を超えない範囲でということで、43度が一般的になった。

という話を、聞いたけど、これ、そうだろうということなので、正解かどうか自分たちにもわからないんですよね。というお返事でした。

ちなみに、35度の古酒が多い宮古島のとある酒造所で、本島は43度が多いけど何で宮古は35度が多いのか?と質問をしてみたところ、こんな答えが。宮古はおとーりで飲むさーな。43度だとたくさん水で割らんといけないから水汲むのが大変さ、だからあんまり難儀しないでいいように35度になったんじゃないか。合理的だろ。

ま、でもこれも確かな話ではないらしい。

うーん、ミラクル泡盛、探訪の旅は続きます。

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