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文・森山 卓


臨時便2 秋の夜長にホットカクテル

沖縄も秋を迎え、風と陽射しが心地よくやんばるの山々にもみかんが鈴なり。
みかんと言えば沖縄を代表するシークワーサーも今が旬。
道端でも売っていますが、ちょっと細道を入ってみかん園へ行くと、お安く買えるし、おばちゃんをよいしょして、黒砂糖をかじりながらゆんたく(茶呑み話)なんかすると、ちょっとしーぶん(おまけ)なんかもしてくれたりします。
うちなーチックでいいですよー。

10月9日、みかんの里本部町伊豆味地区でみかん狩りが解禁となり、さっそく初日に訪ねてみました。10月のみかん山ではカーブチーと呼ばれるカワブツブゴツゴツの緑色のみかん狩りが楽しめますが、11月には温州、12月下旬からは本土でも大人気のタンカンへと種類が変わっていきます。
入場料300円を払っていざみかん園へ!
園内ではいくら食べてもお金は取られないから、お腹がたっぷんたっぷんするくらいカーブチーをもぎ取って食べ、満足したらお土産分を袋に入れておばぁの待つ計量台へ。持ち帰り分は別料金となりますが、すかさずゆんたくを開始。
「おばぁ、美味しかったさー、また来るからねー」などと茶を飲みながらおばぁを喜ばせる。それから、「シークワーサーも買おうねー」とさらに追い討ちをかけると、「上等のからいれとこうねー」と、おばぁがしーぶん(おまけ)してくれました。
ほっほっほー。実は私の本命はこのシークワーサーだったのです。
今晩、このシークワーサーを使ってホットカクテルをつくるためだけに、みかん山に行ったようなものなのでございました。無事入手できてうっしっし。
さっそく持ち帰り、日の入りを待ちかんてぃーしながら(待ちわびつつ)、シークワーサーのさわやかな柑橘系を楽しんで過ごしました。
いよいよサンセット。待ってました、このときを!とばかりカクテルづくりを開始。

うーん、海辺の我が家にさわさわーっと風も吹き込んで、いっぺーまーさいびーたん。

ということで、秋の夜長をゆったり過ごすホットカクテルをご紹介いたします。
ベースの泡盛は、一般酒(古酒ではないもの)がいいと思いますが、飲みなれた銘柄がおありでしたら、もちろんそちらで結構です。
(本土で普通に買える銘柄 久米仙、菊の露、残波などなど)


泡盛カクテル ■YAMAMORI  IZUMI■
(みかんの里 緑豊かな山原(やんばる)本部町伊豆味集落をイメージ)
お湯割りですが、お湯は一番初めに入れます。
お湯、2/3、泡盛1/3(もしくはお好みで)、
ガムシロップORハチミツ スプーン1〜2杯(もしくは適量)
そして、最後にシークワーサー1個を絞って軽くステア


簡単なレシピですが、ほんわか温まり、ゆったりじわりと染み渡る心地よさは秋の夜長にぴったりです。
目を閉じると、緑豊かなやんばるの森が浮かんでくるかのようです。

甘いのがお好きな方はフルーツリキュールを使うと、まったり感が楽しめます。
辛いのがお好きな方には、シロップやハチミツなしでお楽しみください。
ビジュアルを楽しみたい方は、グレナデンシロップ(赤いやつね)をスプーン1杯注いでみてください。秋の夕焼け空のような、淡く優しい色が楽しめますが入れすぎると複雑な味になることもありますのでご注意くださいね。

「ふーん、でも泡盛は冷たいのじゃなきゃイヤだね!」とおっしゃる方には泡盛カクテル「ヤッチー」もおすすめ。
これは泡盛をトニックウォーターで割ってシークワーサーを搾ったもの。
簡単ですが、泡盛カクテルのスタンダードです。

みなさまも、泡盛のカクテルで秋の夜長をお楽しみくださいね。


追伸:実はカクテル名の「やまもりいずみ」って、高校時代に我らがマドンナ
だった美しい女性の名前でもありまーす。

あんしぇー、またやーさい(では、また)

 

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