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平松慶のオキナワ釣行記
第1回 うりずんの石垣島 宮良川をシーカヤックで行く。

平松慶のオキナワ釣行記
■第1回石垣島・宮良川
■第2回南大東島
■第3回石垣島
■第4回久米島

シーカヤックの釣りに没頭


小さなルアーはすぐに魚達のエジキとなって食べられてしまう。次から次へと、釣れ続く。自然の中でこれほど溶け込み、遊べたのもどれぐらいぶりだろうか。
ここは、そんな地である。
スプーン、ミノ−、そんなルアー達をそっとキャストし、これと言ってテクニックも必要ないリトリーブでルアーをアクションさせればいくらでも(注1)釣れてくる。メッキ、コトヒキ
(注2)達がいくらでも。


コトヒキ


カヤックでの釣りに没頭した。


私達は時が過ぎるのを忘れ、カヤックでの釣りに没頭した。

夕方近くになり、川を下り始める。ゆっくりと下げ潮に船をのせ、流れに任せる。
夕日の朱色が水面に写り、あたたかな色が辺りを囲う。水鳥の声が聞こえる。
ただ、それだけである。


時が止ったような静けさの中、流れの中で、こだまする。気付かぬ内に溶け込んだ沖縄民謡は、ガイドの成底さんが気持ちよく歌う声であった。飾らない、でも、誰でも知っているその曲を、同じように口ずさみたくなる。そんな音色だ。
それは、この雰囲気を満喫する私にとって心地好い、最高の音であった。

 


平松コラムの、最高のスタート!
過去お世話になった思い出の地、石垣島。
そしてこの「美ら島物語」。
平松コラムの、最高のスタートとなったのであった。

(注1)リトリーブは、ルアーを投げて(キャストして)、リールを巻いてる時、ルアーが泳ぎながら魚を誘っている時の事を言います。アクションとは、ルアーを泳がせているときに、巻きスピードなどを変えたり、止めて見たり、といった、誘いの仕種です。

(注2)
メッキ…GT(ロウニンアジ、カスミアジ、ギンガメアジ、といったアジ系の稚魚)を総称して、メッキという。関東まで黒潮にのってやってくるが、死滅回遊魚として、それ以上成長せず、死んで行く。メッキゲームはルアーマンのファンも多い。ライトゲームで、最高のターゲットで人気がある。

コトヒキ…方言名で、「クヮーガナー」と言い、汽水域、河口域によくいます。メッキ狙いに必ず、といっていいほど、釣れる外道です。小型ミノー、スプーン(共にルアー)に反応がよく、釣って楽しい魚です。エラの部分に棘があるので、触る時は注意が必要。

 

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(2003.06.18掲載)




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