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いつも那覇に行くと、必ずと言って良いほど牧志にある大東そば屋の「花笠」さんへそばを食べに行く。友人である店長、伊佐譲二君は二代目店主であり、そののれんは今も初代が南大島で守っておられる。
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僕は、あのプリプリとした、口の中一杯に広がるかつおダシと一緒に歯ごたえのあるそばを食べると、南大東っていうのはどんな島なんだろうか…そんな想いがかつおダシと一緒に広がり、そんな事を考えながら食べるのに幸せを感じるのであった。
南大東島。仲間に大東出身者が何人かいて、僕が島に行ってみたいと言う気持ちに直ぐに賛成してくれ、同行してくれると言う。
一人旅ではなく、帰省をかねた大東んちゅ(大東の人、という意味)と、県外からもう一人親友を連れてのドタバタ南大東島釣行に出発したのであった。
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南大東島へは、20列ほどの小型コミューター機で那覇空港からちょうど一時間である。プロペラが席の横にあり、物凄い音で回り始めると、満員の琉球エアコミューター機(RAC)内は一瞬、ピリッと緊張が走った。
座席に備えつけのウチワを興味津々で触り、隣の人との感覚を妙に気にしながら、ドキドキしながら離陸するのを待った。 |
飛行機にドキドキするのではなく、初めて行く南大東島に素直に緊張したのだ。嬉しく、楽しく、興奮し、落ち着きなく。ただ、南大東島出身の友人、仲田慎也君は、お土産の入った箱を手で抱えながら、もう目をつぶっている。
僕は子供心に戻り、離陸してからもしばらくは興奮の連続であった。それからしばらくして機内はゆっくりと南大東島の上空を旋回し始めた。緊張から睡魔へと変わり、ちょっと目をつぶったかと思うと、紺碧の海に浮かぶ、岩肌をあらわにした力強い島、南大東島が見えたのである。
| ついに到着した。機内から降り立ち、うだるような暑さの滑走路を歩くと、作業着姿の若者二人が飛行場の2階から手を振ってくれている。仲田君の弟と島の友人である。二人は僕らを荷物と一緒に急いで軽トラックの荷台に乗せ、島内観光へとしゃれ込んでくれたのであった。 |
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海軍棒、日の丸山展望台へと走った。島の雰囲気を体中で受けとめる。目一杯たくさんの空気を吸い、この地に来た事を実感した。
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