美ら島物語
けいさい予定 サイトマップ
美ら島検索
平松慶のオキナワ釣行記
第3回 石垣島で海釣りに挑む

平松慶のオキナワ釣行記
■第1回石垣島・宮良川
■第2回南大東島
■第3回石垣島
■第4回久米島

鉛色の空。八重山の海は気まぐれだった…


港を出ると、コバルトブルーの海面がこの海の素晴らしさを表している。
ポツポツとある大きな沈み根を次々と越え、先へと進んでいく。
「それじゃあ、この辺りからお願いします」
と声をくれたのは、石垣島から西の方に30分走ってからであった。
風を背に受け、エンジンを切ってもらい、ルアーをキャストし始める。

小浜島方面へと流れる潮にゆっくりと乗り、次々と広がる、あらゆる環礁をキャストしていった。水面をパシャパシャする、小魚が群れをなしているのが見えたので、そっちの方向へ、ビユッと投げてやった。私のアクションを付けていたペンシル型のルアーにダツが横から跳んできた。三段跳びのように、遠くから跳んで来て、ルアーの近くへと突っ込んできたように見えた。 風を背に受け、エンジンを切ってもらい、ルアーをキャストし始める。

「魚じゃないの?!」
舵を持つ宮里さんが言う。


「ダツですが、ああやってルアーに追ってくるのを見ると、楽しいですよね。」
と僕が言うと、真っ白な歯を見せて笑ってくれる。


オキナワ、の空は何処へいってしまったのだろう。 ルアーをキャストし続けていくが、天候はまるでそんな気持ちに反比例し、どんどん悪くなる一方である。オキナワ、の空は何処へいってしまったのだろう。


下り気味の空を見つめ、気分も重くなっていくのがわかる。このナマリ色の低く張り詰める空が僕の背中に、痛く圧し掛かってきているのであった。

根魚を狙ったライトジグゲームは、ポツポツと釣れているのだが、キャスティングゲームにはやはりこの天候は厳しいのか。沈黙が続き、半ばルアーを義務的にただ投げるだけになっている自分がいた。


「帰りましょうか」。宮里さんが悪そうにいってくれる。僕も今回は根気負け。また次回。
そう、またこの地に来る理由が出来た。
僕も今回は根気負け。また次回。
ただ、石垣島でGTポッパーをキャストして釣りが出来たので満足だ。ライトジグゲームも青物やミーバイなどは口を使ってくれず、あんまり良くなかったがこれも自然相手、仕方がない。ロッドを置き、帰る仕度をする。


石垣港へ帰る時、相変わらずものすごいスピードでやってくる定期船に、またも横波を受け、少々腹が立ったのだがこれも10年以上前から変わらぬ光景だ、と笑えたりもした帰りの船内であった。


戻る トップへ




美ら島物語美ら島スポーツ平松慶のオキナワ釣行記
この記事に関するご意見・ご感想をこちらまでお寄せ下さい。