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大物を釣り上げろ! 『第6回ビッグツナバトル IN 久米島』&『第14回 与那国島国際カジキ釣り大会』レポート
エッセイ『久米島釣行記』

翌日、海は驚くほどのベタ凪。まるで、水色の絨毯の上をただ滑っているだけなのでは? と思ってしまう程、船は、静かにGTポイントへと向って進んでいった。そして、「はての浜」へ到着。ここは観光の名所としても有名だが、GTフィッシングのポイントとしてもかなり有名な場所だ。


さあ第1投。
私は首振りタイプのルアーを選び、軽くトゥイッチ(ロッドを小刻みに動かすこと)を入れながら、アクションを加えていく。皆のルアーもそれぞれ命が吹き込まれ、まるで本物のベイト(餌となる小魚)のような動きでGTに誘いをかけた。何時間経過したであろうか…。魚からの反応がまったくない。ここで見切りをつけて、トンバラへとポイントを移した。移動してすぐのことである。逃げ惑うぐるくんが目に飛び込んできた。ベイトとなるぐるくんの体は、真っ赤な警戒色となり、何かに追われていて、それを追いかけているのは、紛れもなくGTであった。


私が釣り上げた、チビキハダ。
すかさずキャスト。いくつものルアーがGTに誘いをかける…出た!! 隣でキャストしていた瀬戸さんのルアーの後ろに、大きな水しぶきが立つがフッキングには至らない。私も再度、ルアーをキャスト。出た!!! ロッドにGTの重みが掛かるのを感じた瞬間、頭の中は真っ白。思わずロッドを天高く煽ってしまった…。はずれた〜。GTの重みをしっかり受け止め、ロッドが海へと絞り込まれてから、次の動作へと移さなければいけないのに…。


わけのわからない動きをしてしまったために、GTの口からルアーが外れ、GTは海深くへと帰って行ってしまった。回収されたルアーには、ただ悲しいだけのGTの歯型がしっかりと刻みこまれていた…。ここでタイムアップ。この日の便で、東京へと帰らなければいけない私の釣行はこんな形で幕を閉じた。

「第6回 ビッグツナバトル IN 久米島」から始まった私の久米島釣行もこれで終了。今回もまた技術不足を痛感してしまったが、大会中には沢山の技術を、習得することができたように思う。その技術を自分の物にできるようになるには、まだ少し時間がかかりそうではあるけれど…。     

よしっ、来年もまた来るぞ〜!!

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(2003.08.14掲載)




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