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石垣島が燃えた日。 〜2003年4月13日石垣島トライアスロン大会&ITUトライアスロンワールドカップ石垣島レポート〜
スタッフ日誌〜トライアスロンを支える人々〜  
そして、事務局には局員以外にもとても有力な人たちがいる。
高校生ボランティアスタッフだ。
そう、今回の私の目的は、彼女たちを通して石垣島トライアスロン大会の実態を、取材することであった。
今年の高校生ボランティアスタッフは、約10人。すべて八重山高校の生徒だ。今年1月から事務局を訪れ始めていたらしい。高校生ボランティアスタッフは、選手の登録カードの整理、IDカードの作成、自治体に配布する品物の仕分け及び梱包、トライアスロンスタッフのIDカード作成、紅白旗の準備などの細かな準備から表彰台の制作、トランジットエリアに置く立て看板、会場設営の手伝いなどの力仕事まで一通りこなす。高校生ボランティアスタッフは、独自で仕事をしているわけではなく、石垣島トライアスロンに携わる仕事の至る所をサポートしている。彼女達は常に即戦力であり、出来る仕事はすべてを手伝っていた。彼女達の存在はとても大きく、なくてはならないものだと思った。高校生同士はとても仲がよく、また事務局の人たちとも暖かい関係を築いていた。
高校生ボランティアスタッフ
当日に関係者が着るTシャツを、各団体必要枚数に合わせてフクロ詰め。

IDカード作り
IDカード

選手が身につけるIDカードはすべて、高校生ボランティアスタッフが制作を担当。




高校生ボランティアスタッフ
高校生ボランティアスタッフ

写真:上)高校生ボランティアスタッフ
写真:下)高校生ボランティアスタッフと事務局員のデビットと私


この高校生ボランティアスタッフで、私がすごいと思ったのは、「継続」である。去年参加した子が、今年もスタッフをしているという事。そして、先輩、後輩と受け継がれている事。一度経験したことをもう一度体験しようと思うのは簡単である。それを実際に行動に移すかどうかは、本人の意思にかかわってくる。もう一度スタッフをしたい!という気持ちにさせる何かが、ここにはあるんだと思った。

高校生ボランティアスタッフの一人、陽子ちゃんにボランティアについて聞いてみた。

「きっかけは友達のお母さんのオススメです! やってみたら、楽しくて楽しくて♪ 一年目の初日にして、『来年もやってやる!』って言ってましたからね。それだけ楽しかったんだと思います。自分達がやってることはすごく小さい事なんだけど、すごく大切な事で、やりがいあるなぁ〜って思いました。日に日に仕事が出来上がっていく毎日が楽しくて! それで来年も来年もっていう感じで、ボランティアにどっぷりハマって3年間も続けちゃいました! 大会本番に選手が自分達で作った【IDカード】を付けているのを見ると、(あっ付けてる付けてる〜)みたいなのが、嬉しかったし、興奮しました!(笑)みんなと仕事してる時が人生で1番楽しいかも!って思えたくらいです。大げさすぎるかな…? でもそれっくらい好きでした! あぁ〜自分役に立ってるなぁ〜って思ったら、自分最高って思うようにしてます(笑)唯一の快楽…変態じゃないっすよ?! 事務局にいる人は楽しい人ばっかりで、みんなとはまだメールしたり、会ったりもします。とにかくこの3年間ボランティアやって身に付くことが多くありました。将来は島で働きたいとも思ってますね。本当にボランティアは貴重な体験でした。」

高校生陽子ちゃんの話を聞いて考えた。石垣島トライアスロン大会を成功させる為に、ボランティアスタッフは集まっているんだけど、それと同時に自分作りでもあるんだな、と。高校生たちが楽しんで作業をしていたのは、私もよーく知っている。高校生がいる所には笑い声が絶えないのだ。作業も自分達でゲーム仕立てにして、さくさくっと終えてしまう。高校生ボランティアの元気・陽気・やる気を目の前にして、私はいつも彼女達からパワーをもらっていた。一緒に作業した時は、まるで自分が高校生に戻ったかのように笑ったり、動いた。高校生ボランティアスタッフに出会えたことは、石垣島に来てとても嬉しかったことの一つである。



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(2003.05.15掲載)




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