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しばらく浸っていたら、後ろから大城さんの声。
「降りるよ。あの積乱雲が急速に発達して近づいてきてるさな。あんなのに吸い込まれるとどこへ連れて行かれるか分からんからよ。」と目の前の雲を指差した。
ゆっくり降りるけど、着陸のときには立つ姿勢になれよ。」と大城さんは冷静に着陸時の動作を伝える。
空の上ではシートに座って乗っていたが、言われたとおりに、砂浜の少し上で立ち上がった。ふわり、と砂浜に戻った。
新井さんが近づいてきた。
「どうだったか?」
「うん、最高やたんどー(最高だったよ)」
「そっか、晴れたら僕も飛ぼうっと」
ちょっと羨ましそうな新井さんだった。
素晴らしいひとときだった。
30代最後のチャレンジは無事終了!感動いっぱい夢心地の中、空港へと向かった。
『思えば僕の30代、いろんなことがあったな。』と、ちょっと振り返りながら那覇へ向う飛行機へのタラップを上った。

その後しばらく天気がすっきりしなかったが、2週間ほどたったある日、新井さんから電話があった。
「飛んだよ、400m上がったらしい、最高だったさ。写真もばっちりだった! 送るね」と満足感一杯の声が聞こえた。
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新井さんの感動がこもった空撮写真をどうぞご覧下さい。
空撮フォトギャラリー
タイトルは「鳥になれた日」です。
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