| 沖縄本島よりさらに南西に400km、独特の雰囲気を持つ島が多数存在する八重山諸島。今回は、その八重山の島の一つである西表島のツアー「大自然でシュノーケリング! 西表島3日間」に参加してきました。島の面積の約90%がジャングルというこの島は、沖縄の中でも特に珍しい風景や生き物が見られる自然豊かな島。輝くサンゴ礁を心ゆくまで満喫出来るシュノーケリングの旅の始まりです。 |
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1日目は終日フリープランなので、まずは定番の浦内川へ。ここでは沖縄で最大の川である浦内川を、遊覧船でのんびりと観光出来ます。「浦内川」バス停で下車すると目の前に遊覧船乗場入り口がありますので、アクセスも便利。西表島は初めてという方にもお勧めです。
乗場で遊覧船に乗り込み、さっそく上流の船着き場へ。浦内川巡りの8kmの船旅、出発です。船を出すと遠くにあったマングローブ林が、ぐんぐんと目の前に。すぐ手前で見られるまでに近づいたころ、船は速度を落として進みます。ゆっくりと横を流れるオヒルギやメヒルギ、ヒカゲヘゴ。ガイドの方が景色に合わせて細かく説明をしてくれるので、小さな植物も見逃さずに楽しめます。
時々、パイナップルによく似たアダンの実や白く綺麗な野鳥を発見し、船の中では歓声が上がっていました。季節によっては、垂れ下がるように咲く美しいサガリバナ、八重山諸島の幻の花であるセイシカが見られることもあるそうです。
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浦内川遊覧を終えたら、次はランチに向かいます。遊覧船乗場からすぐ近くの「レストラン浦内」で優しい味のゆし豆腐セットを堪能。午後のプランを考えながらパンフレットと一休み。
お昼の後は、「浦内川」バス停から祖内へ出発。この日宿泊する「ホテル 西表アイランド」でチェックインを済ませ、荷物を最小限にまとめて祖内観光へ出掛けます。ホテルを出て左手を見ると、道の先には水平線が見えていました。実はホテルのすぐ側は、ビーチ。近づいていくと、砂浜へ降りられるスロープを見つけました。
辺りには地元の人や元気に走り回る子供たちと、波の音。緩やかな西表島の日常が過ぎてゆきます。
しばらく海を眺めたら、あとは気の向くままに祖内を徒歩で散策です。鮮やかなピンク色のブーゲンビレア、家の屋根より高いパパイヤの木、その枝に止まって鳴くカラス。素朴で懐かしさを感じる風景の中、のんびりと足を進めていきました。
白浜小・中学校の前を通り、「竹富町子午線ふれあい館」へ。この資料館の前には、「子午線モニュメント」があり、毎晩4回、30分ずつレーザー光線を出しています。この時は夕方だったので、残念ながら建物の見学だけで終わってしまいました。
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ホテルに戻ってからは、今夜のお楽しみ「西表島バナナハウス」のナイト自然観察ツアーの支度を開始。夕食をすませ、ツアーの送迎車で目指すは浦内。車窓から見える風景は少しずつ薄暗くなっていき、西表島の夜の気配を感じさせます。
用意された懐中電灯を手に、泥除けの長靴を足に、西表島ナイト自然観察ツアーが始まりました。
まずは近くの山道へ入り、参加者が一列に並んで歩きます。頭上から降り注ぐ月光で、暗闇の中でも次第に辺りの様子が見えてきました。夜空へ伸びるヤシ、近くの木に絡まる蔦。山の中では自然光がどれだけ明るく輝いているかを、今更ながらに実感します。
けれど何よりも一番感動したのは、ヤエヤマホタルの群れ。しばらく足を止め、懐中電灯の明かりを消してみることになりました。
すると今まで月灯りに照らされていたヤシやクワズイモの葉の上に、小さく緑の光が灯ってきます。ほわっと淡く光りながら葉っぱに乗ったヤエヤマホタル。いつの間にか周り中を飛んでいて、信じられないほど幻想的な風景を作り出しています。随分長いこと、言葉を止めてその無数の光を見つめていました。
この日は残念ながら、イリオモテヤマネコを見ることは出来ませんでしたが、遭遇率は週に1回ほどとのこと。叶わない確率ではないので、いつか出会えたらいいなと思います。
その日まで、元気でね、ヤマネコたち。
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西表島の2日目は、お待ち兼ねのシュノーケリングツアー。朝の白浜港で「しげた丸」のグラスボートに乗船し、西表島西部の集落「船浮」を目的地に船は走り出しました。この集落は島内の道路からは通じていないため、船でしか行く事が出来ません。人口は50人ほどの小さな村で、昔ながらの民家が建ち並んでいます。
しげた丸スタッフの方に案内され、始めに「カマドマの碑」の前まで歩いていきます。「カマドマ」とは民謡「殿様節」に出てくる絶世の美女で、碑の横にあるクバデサの木の側で、恋人を待ちつづけたと言われているそうです。昔は船も小さなサバニで、天候の良くない日には会いに行くことも難しかったのでしょうね。
二番目に向かったのは、「船浮小学校」と「船浮中学校」。どちらも同じ場所にあり、校門から校舎まで距離がある、とにかく広々とした学校です。
ここで、ツアーは自由行動の時間となりました。迷う心配のない小さな集落なので、ただ思うままに、惹かれるままに歩いていきます。どこかの民家からはかすかに三線の音が聞こえ、道で揺れる緑がリズムを刻んでいるようにも見えました。
どこまでも時間を感じさせない集落、「船浮」。出来ればもう少し、と思わせるような余韻を残して、港の船に戻りました。
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船浮湾内を出ると船はいよいよツアーのメインイベント、シュノーケリングのポイントへ移動します。このツアーで潜るのは全部で3回。最初のポイントは、浅瀬の「網取」です。足ヒレ・スノーケル・水中マスクのシュノーケリング用具は有料でレンタル出来ますが、着替える場所がありませんので、水着はホテルで着込んでご参加くださいね。
今回のツアー、実は私にとっては初めてのシュノーケリング体験となります。まずはスタッフの方に水中マスクの付け方を教わりました。水中を覗き込んでも息が出来るよう、始めは船に掴まりながらの練習。恐る恐る顔を半分水につけてみると、驚きの一瞬。目の前にはもう、別世界が広がっていました。
透明度の高い海は船からでもサンゴ礁が見えますが、シュノーケルで見るその色はさらに輝きを増しているのです。碧のような青のような煌きを持つサンゴ礁、あちらこちらを気持ち良さ気に泳ぎ回る魚たち。陸とは違う光景に、海の中という事も忘れ見惚れてしまいました。
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すぐに顔を上げ、今度は一人泳ぎに挑戦です。せっかくの島の海、満喫しなくては勿体ない。泳ぐのが苦手なので足の着かない海は避けていましたが、ここではスタッフの方のサポートがあるので安心です。不安を振り払って船から手を離すと、体がゆっくりと海に引き寄せられていきます。同時に体を斜めに動かし、波に浮かぶように顔だけ海の中へ。今度は船の影が無いためか、上から射す陽光が波に揺らされ、鮮やかなサンゴ礁の上を走ってゆくようです。海面では一面を照らす日差しも、海中では光の帯。
本当の島の神秘は、ここにあったんだと思わせるほどの景色でした。
1時間ほど潜ったあとは船の中でランチタイム。お弁当の中身はポーク卵やゴーヤーチャンプルーといった沖縄らしいメニューでした。冷えたさんぴん茶が、乾いた喉を潤してくれます。
その後も一息ついて、またシュノーケリングを開始。最後にボートに乗り換え、クイラ川河口域でマングローブ林へ。スタッフの方の丁寧な説明もあり、よく観察していると様々な植物の特徴なども覚えられますよ。
また、行きと帰りには、西表島の離島である外パナリ・内パナリの側も通りますので、船の中から周りを見渡してみてくださいね。

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タイムスケジュール(1日目)
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| 7:25 |
那覇空港発 JTA601便で石垣島へ |
| 8:20 |
石垣空港着
タクシーで石垣港へ |
| 9:00 |
石垣港発
高速船で西表島へ |
| 9:40 |
船浦港着
安栄観光の送迎車で祖内へ |
| 10:00 |
ホテルでパンフレットを貰い、フリープランとしてまずは浦内川へ |
| 11:30 |
浦内川遊覧船が出発
のんびりと川巡り |
| 13:30 |
「レストラン浦内」で昼食 |
| 14:45 |
浦内川から路線バスで祖内へ |
| 15:00 |
ホテルにチェックイン後、祖内散策 |
| 18:00 |
ホテルで夕食
季節の沖縄料理が並ぶ食堂 |
| 19:00 |
ナイト自然観察ツアーへ |
| タイムスケジュール(2日目) |
| 8:00 |
ホテルで朝食 |
| 9:00 |
送迎車で白浜港へ |
| 9:30 |
白浜港発
「しげた丸」でクイラ川・船浮湾内遊覧とシュノーケリング体験 |
| 16:00 |
送迎車でホテルへ |
| タイムスケジュール(3日目) |
| 8:00 |
ホテルで朝食 |
| 9:00 |
チェックアウト
レンタカーを借りてドライブへ
星砂の浜、由布島などを巡る |
| 17:00 |
船浦港発
高速船で石垣港へ |
| 19:00 |
石垣空港発 JTA622便で那覇へ |
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