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沖縄を伝える〜モノ〜今村治華「モノガタル オキナワ ノ モノ」
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第6回 久米島 五え松工房 宮良耕史郎

 


いかにも誠実なモノ造り。
そして造っている人が、なんだか楽しそう。



てのひら

 
それで、
きっとこの人の手になる離乳食スプーンなら、
納得できるものに違いないと。
そうして耕史郎さんのスプーンを
使ったことがないままに、
相談のメールを送りました。
離乳食用の、
木のスプーンを探しています、と。

まもなく返ってきたお返事には、
離乳食スプーンと幼児スプーンは既に造っています、とありました。

ご自分の娘さんのために、
造ったのだそう。
だったら安心。

離乳食スプーンは、2本セットで3780円(参考価格)。
幼児用のスプーンとフォークのセットが2520円(参考価格)。



コンテナで造った工房

 

で、早速注文を。

するといまは在庫がないので、
お届けは一週間後になるとのこと。

楽しみ、楽しみ、ああ、楽しみ。

こうして、
我が家の離乳食スプーンは、
久米島の「五え松工房」の
宮良耕史郎さんの手になるもの、になりました。

 

でも、このときは大人用のスプーンは買いませんでした。
まずは店頭で手にとってみて、



スプーンと言っても、いろいろなのです

 
良さそうだったら買ってみようと。

それで耕史郎さんの大人用のスプーンを
扱っているお店へ。
手にとってみると、
柄の太さと、柄の反り具合が手にあうようで。
お値段は、1本1680円(参考価格)。
いきなり2本買って失敗はしたくないので、
まずは1本買ってみようと。

こうして我が家へやってきたこのスプーンの名は、カレースプーン。
カレーを食べることに特化した、スプーンなのだそう。



5本並べて

 

さっそく
グリーンカレーでも日本の家庭カレーでもなく、
ドライカレーで試してみたのですが、
これがなかなか、おもしろいのです。

食べ物を口に運び、食べる、
と、口からスプーンが自動的にでてくるのです。
てこの原理、とでも言えばいいのでしょうか。
とにかく、すうっと自然にでてくるのです。

それに食べ物をのせる部分が深くないから、
ゆえにスープカレーには不向きですが、
食べる際に、
上唇でぬばっと力をこめて
スプーンを舐める必要がなく、
心地よく食事ができるのです。

さらにうれしいことに、
食事の終盤に皿に残った米粒たちを、
皿のうえで執拗に追いまわさなくてもいいのです。
というのもスプーンの縁が薄く削られているため、
軽く追いかければ、わりと簡単にスプーンに米粒がのっかるので。


召しませ和菓子。そし木の種類によって、こんなに色が異なります。

 

そして私は確信しました。
こうゆうスプーンを造るからには、
造り手の耕史郎さんは食いしん坊のはずと。

それでお目にかったとき
質問にオブラートをかけて、
料理はなさるのですか、と聞いたら、
好きです、との返事。

やっぱり。

   
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 (2009.08.06.up)


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