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わたしが作ったものを見て、
今日は那覇から、この方たちが来てくれました。
本当にありがたいことです、ありがとうございます。

壁にかけられた写真のご先祖様たちと、立派なお仏壇を前に、
タマさんはこう、報告を。
わたしと、同行していた夫と娘も共に座し、
手を合わせて、うーとーとー。
タマさんのご主人や、
ご先祖さま方に、ご挨拶を。

背中の向こうからは、
すぐそこに広がる川平湾のこまやかな波の音と、吹き込む海の風。
挨拶がおわるとタマさんは、
一番座にだしておいてくれた大きな机に、
幾種類かの冷やした缶ジュースとあたたかなお茶、いろいろなお菓子、
それからリンゴを並べてくださり。
そうしてさっそくタマさんお手製の、
稲わらで編みあげられたコースターや鍋敷きを持ってきて、見せてくださって。

わたしがはじめてこの、
草で編まれた鍋敷きを手にしたのは、
おそらく10年以上前のこと。
石垣島のどこかの商店で買ったのですが、はて、どこの店だったか。
ともかく、板状の丸いそれは頑丈そうで、
飾り気のない草色が心地よくて買い求めました。
そしてそれは実際大層丈夫で、
いまなお現役なのです。

カッカと湯を沸かしたヤカンをのせたり、
どっさり作ったチャンプルーを取り分けるときにどすんとフライパンを置いたり、
くつくつ煮えたぎる塩豚とキャベツの煮物を鍋ごと食卓に並べたいときや、
底がザラザラな大皿を食卓に並べたいときにも、
この、草の敷物は地味に堅実に活躍を。
で、まだまだ使えるものの、
さすがに10年以上もほぼ毎日酷使してきただけに、
少しばかり傷んできたなと。
焦げ目もちらほらつけてしまったし。
それで新しいものをひとつ欲しくて探していたときに、
川平に編んでいる方がいらっしゃいますよ、と教えてもらい連絡をとったのが、
タマさんでした。
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