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沖縄を伝える〜自然〜海人写真家・古谷千佳子「沖縄の海と自然を伝える」

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第3回/「サンゴパワーいただきっ!!!」

沖縄を伝える〜自然〜

 


翌朝、はじけたサンゴのカプセルがどうなっているのか、どうしても気になって、船長に船を出してもらう事にした。
『潮目の海に行けば、あえるさ〜』そういって、船を走らせる事、1時間半。
クンクン、、、と鼻を利かせる。「あ、この匂いは、、、」見えた!見てたぞ〜!!!

サンゴの卵等が帯状になった呼ばれる固まり、スリック。昨年の白化現象の影響(で、生み親のサンゴが減ってしまったせい)か、バラバラとあちこちで産卵されたためか、この船を覆ってしまう程の大きな固まり・帯は見られなかったが、確かに、海面をピンク色に染めた卵達だ!!!


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「うわぁ〜い!!!!」
なんだか、とても嬉しくなってしまい!いてもたってもいられない。潜るつもりはなく「ちょっとそこまで、、、、」近所に出かけるつもりで、飛び出して来てしまい、迂闊にも、簡易水中カメラ以外何も持っていなかった、へなちょこな私。

マスク&シュノーケルは船長のものをお借りしてOK!足ヒレは、なんと29センチ。22センチのサンダルを履いたままの私の足を入れてみる。『よしっ!!!これなら泳げる!』へんな締め付けがあって、ちょっと痛かったけれど、なんのその。Tシャツ、ジャージのまま、海にどぼん!!!

 


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船長曰く「あいつは、やっぱり女じゃない。」

 
 

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昨夜の海は、ウェットスーツをつけていても寒くて仕方が無かった(とはいえ水温25度)が、この時は興奮してか、Tシャツでも前々大丈夫!!!
ウェットスーツもつけていないので、浮力はハウジング分だけ。身軽で素潜りするのには最高だ!!!

泳いでスリックに近づくにつれ、サンゴの匂いが強くなってくる。よく「生臭い」って言われるが,生ゴミのような「生臭さ」では無く、独特の匂い。「いいにおい」とまでは言えないが(サンゴについた藻を食べるため、サンゴごとガリガリかじるイラブチャーの中にもある)沖縄の海の匂いを凝縮したような生き物の匂い。嫌じゃない。

、、、で、サンゴの帯は、表面を漂っているだけではなく、その下に、雪が降る様に落ちていて「立体状の帯」が潮目に沿って移動しているのだ。

それ(受精成立した卵)が流れ流れて,気に入った所で住み始める。死んだサンゴ礁の上に乗っかって、新しい命が生まれ育って行くんだね!!!

 
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美ら島物語「沖縄の海と自然を伝える」3回「サンゴパワーいただきっ!!!」
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