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沖縄を伝える〜自然〜海人写真家・古谷千佳子「沖縄の海と自然を伝える」

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第4回/「ちゅらねしあ」

沖縄を伝える〜自然〜




西表島に着くと、早朝便で西表島に渡った八幡さんが、ハイエースにシーカ
ヤックとお客さんを乗せて、迎えに来てくれた。

仲間川、河口域にある大原港でレクチャーをし、準備に入る。
初心者からベテランまでok!という事だが、お客Sさんは、数回経験している
リピーター、私は、撮影ということでタンデムしてもらうので、サクサクっと説明
を受ける。

シーカヤックの特徴は、一人で持ち運びできる軽さと、どこにでも上陸出来る
利便性。約20〜30キロの船体をひょいと持ち上げ、海に降ろす。

 

 


見ての通り、作りがシンプルな為、故障が少ない事。漕ぎ手の下半身が、カヤック本体に隠れる構造なので、船体に水が入らない。海面より上に出ている部分が少ないので、強風に耐えられる。長距離難航行を可能にする船体の長さ、細長い船幅、、、等安全性の高い船。


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「こんな間近に海がある」
シーカヤックは、これまで乗って来たどんな漁船よりも、海との距離が近い。
刻々変わりゆく海の色。

 

 

 

この海は、仲間川の養分が海に流れ込んでいるから茶色?
少し離れた航路を、飛ぶ様に走るフェリーが行き過ぎた。
「波、来るよ〜」
数秒後、シーカヤックは、山を登ったり下ったりする様に、波を登って降りて、パタパタする。海と一体になり、微妙な波、潮の動きが身体に感じられる。

少し走らせると、だんだんと、緑色に変化する。まだ、浅瀬で、様々な海草類が海底にあるのだろう。
「おーい、大丈夫か〜?」お客Sさんに声をかける。
初めての「島渡りツアー」という事だが「島から島へ渡ることを繰り返す」その距離を次第に伸ばして行く事が長距離航海するためのトレーニングのひとつらしい。これを乗り越えて、次は、波照間だね!笑いながらそう言った。

だんだん青が濃くなってきたぞ〜!!!
海が深くなって来たのでしょう。

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八幡さんは、太古から続く海の道を辿り、海と人との関わりを、各地に生きる
『偉大なる海人』に出会う「グレートシーマンプロジェクト」を2002年より開始
している。
自身の心身を鍛え、エンジン等機器を使用しないシーカヤックと素潜りという
スタイルで、世界中の海を航行している。
その行く先々で、様々な「青」を見て来たという。
黒潮の海の、黒っぽく深い青、彩度の高いグリーンに近い青、ヘドロのような
海、、、。言葉では言い表せない様々な『海の色』を見て、潜って、何を感じて
来たのだろう。

 
 
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