1年半前に、スライドトークショーをやった時のスペシャルゲストで、お知り合い
になったキンチャン。ゆっくり落ち着いた口調、風貌で、疑いなく「年上」と思い
敬語を使っていた所、話して行くうちに、なんだ〜年下じゃないか?!(笑)
1998年、沖縄本島にて、大規模なサンゴの白化現象が起こった。
この時、私は、自分の中の記憶を伝える為に、写真映像で記録しないとなら
ない!そう誓い、海辺の暮らしや消え行くオジィの漁などを、本格的に撮影し
始めた。
今ではその写真をもとに、写真展やスライドトークショー等で、サンゴ礁が何
故大切なのか、人と自然の共生、等のメッセージを発信し、色んな人へ「気
づき」のきっかけを作ろうといった、活動を続けている。
、、、けれど、、、、環境がもたらす変化のスピードは加速度を増し、待ってく
れない。
メッセージを伝えながら、具体的な行動をどうしたら良いのか、、、、節電、節
約、エコな暮らし?、、、、色んな人と出会い、話をするたびに、葛藤している。
暮らしを見直す、、、それだけで、大丈夫なのだろうか。
サンゴ礁は、地球の海のわずか0.2%。その0.2%の中に、海洋魚種の25%
が住むという。0.2パーセントの中の小さな島沖縄。
サンゴは十数年前に比べると,80%以上が減少している。
私が海の仕事をしていた十数年前、、、、リーフエッジに歩いて渡るのに、ズ
ボッズボッと股に突き刺さって「邪魔で歩けない〜!」なんて、みんな笑って
いた。再生能力も高く、あっという間に、元の海に戻っていたような、、、。
それが今は、,,,,新たに着床するサンゴの赤ちゃんは、5平方メートルに
1つか2つだとか。
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