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沖縄を伝える〜自然〜海人写真家・古谷千佳子「沖縄の海と自然を伝える」 沖縄を伝える〜自然〜海人写真家・古谷千佳子「沖縄の海と自然を伝える」
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第13回/サンゴおやじの夢

沖縄を伝える〜自然〜



(糸満へ)

「シママース本舗(株)青い海の敷地内にいるよ〜」キンチャンからの電話で、
糸満に向かう。
沖縄本島は、あちこち新しい道路が出来ていて、びっくりするほど糸満が近
くなっている。
会社の入り口を抜け、キンチャンの会社の建物が見えてきた。
「今日は何か〜」サンゴを間引きしながら、昨日まであっていたような口調で
話してくれる。久しぶり!を感じさせない空気感。自然と向き合っている人に
とっての時間感覚は、ちょっと違うのかな?海人と共通するこの感覚、、、こ
れがキンチャンの魅力じゃないかと思う。

 

 


「最近、離島ばかりで、沖縄本島のサンゴがどうなっているのか、気になってさ。」
「う〜ん、、、、大変だねぇ、、、、」
大変、という言葉には、人為的な物、自然現象、様々な事が含まれている。
そういった事に嘆き、指をくわえていても何も始まらない。
どうしたら、いいのだろうか、、、、


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(サンゴ親父になるまで)

元々生物大好き少年のキンチャンは、よくイノー遊びをした。
特に大好きなのは、ハゼ。タイドプールでよく遊び、海からおかずもたくさんもらってきた。(海の幸を)拾ってきたら、手を合わせる。そんな事をオバァから教わってきた。


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「海があったから生かされた」キンチャンが、オバァからよく聞かされた言葉だ。
オバァは、東の太陽に拝み、海に感謝し、自然を崇拝する。そういった事を幼
少時から学び、肌で体感して成長してきたそうだ。

子供の時から、いろんな生き物を飼ってきて、沖縄市でバーを開いた時にも、
そこに水槽をおいてサンゴを育てたい!そんな思いが強かったという。

 

 


1998年の沖縄のサンゴの白化減少を目の当たりにし、海にサンゴを植えないといけない時代が来る、、、と感じ、自己流で研究をし始めたキンチャン。

2002年には、北谷町にて養殖サンゴの移植をスタートさせ、2004年には、公共事業で埋め立て予定地の場所から移動したサンゴが産卵した。

そうやって注目を浴びるようになると、そこにみんなの意識が行くようになった。
勝手に生えてきたサンゴは、誰も守ろうとしないけれど、人が植えたサンゴとなると、みんなが守りたいという気持ちになる。

気がついたら、1万5千株。関わった人は10万人にも及ぶ。
「自分のサンゴがここにある、と思う事が大切。」
「ジブンゴト」にする活動を広げたい、、、、


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「サンゴが無いと直接困る生活にない人がほとんどでしょ?(海人じゃないか
ら。)きれいごとでなく、人は直接的に必要なものでないと、なかなか本気に
なれないんだ。それ以外だと、具体的に好きになったものだけ、守りたい、、、、
って思う。サンゴをイルカとか、クジラとか、、、。だから、サンゴをそういう存在
に押し上げたいんだ!」
、、、たしかに、イルカを何故守らなければならないのか、きちんと説明できる
人がどれだけいるだろうか?でも、あの愛くるしいお目目と口元でキュッキュッ!
され、好きになってしまうと、守らねばならないような気分になってしまう。

 
 
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美ら島物語「沖縄の海と自然を伝える」第13回「サンゴおやじの夢」

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