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美ら島物語 沖縄を伝える〜風景〜島袋浩「シマグラファー道場」

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第1回「ごあいさつ」
沖縄を伝える〜風景〜


  どうもどうも、美ら島物語の新しいコラムのコーナーで連載させて
頂くことになりました。
そうそうたるオピニオンの方々に混じって誠に僭越ながら、沖縄の島々の
風景や写真などについて、書き綴っていく所存でございますぅ。
  とは言え私、あまり世間に知られていない、風に転がる石ころ、
ライク ア ローリングストーンなシマグラファーでありまして、
まずは、自己紹介をかねて、私のつたないカメラマン半生を語りたいと
思います。


今から20数年前、南西航空(現JTA)近くのデザイン会社に勤めていた時、いきなし
一眼レフカメラを手渡されて宮古島トライアスロンの取材撮影を命じられたのが
流浪のシマグラファー人生の始まりで
あった。

宮古島

 

初めて行く沖縄の離島・宮古島、初めて手にする超高級一眼レフカメラ、
初めての取材、なにもかもが初づくし。
しかも同行するのは、トライアスロンになんの関係もない、
バブルでイケイケな超遊び人店舗プロデューサー。
なもんだから、当然前日にインしてネオン街にゴーですよ。

宮古のスナックのネーさんのアララガマな手ほどきで「オトーリ」デビューですよ。
宮古の初夜、いきなしストロングスタイル、もう今夜はサドンデスなどと
盛り上がっているとあっと言う間に朝の7時ですよ。
スナックからそのまま、8時のスタート地点の前浜にゴーですよ。


手練の報道カメラマンに混じって私もおもむろに一眼レフカメラを手にして
愕然とした、フィルムの装填の仕方しかレクチャーを受けていなかった。
カメラを手渡した当時の上司の「じゃんじゃん失敗しなさい、カメラは
失敗しないと巧くならないよ」とのアドバイスが頭の中でリフレインする。

失敗以前の問題だと思うが、恐るベき若気のいたりで、とにかく私は、
シャッターを押しまくった。
なんたって装着されていたモータードライブの作動音がカッコイイもんだから、
ジャンジャンシャッターを押したら高級ボジフィルムを50本使い倒した結果、
36×50=1800枚撮ってなんとか使える写真は10枚程なのであった。


その写真はある企業のPR誌の誌面を飾って、
ギャランティーも発生したもんだから私は一夜にして
プロカメラマンになってしまったのである。
厳密に言えば語弊ありますけどね。
しかしそんなデタラメなフィルムの使い方をしても
上司のおとがめが一切無かった事は特筆すべき。

 

なんといっても
私を一気にカメラマンモードにしてくれたのは
宮古島トライアスロンの熱気であった。
アスリートも凄いが、なによりも沿道から
応援する宮古島の人やボランティアの姿に
感動した。

池間島近海

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美ら島物語「シマグラファー道場」第1回「ごあいさつ」
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