
そこからは船へ乗り継ぎ、ドラマ『瑠璃の島』で話題の鳩間島へ!
のはずが、高波の為に船は欠航・・・。
『まだロケやってるんだよね。』
『竹ノ内豊に会えるかな?』
などと期待していた私たちの夢は消えた・・・。
11時出航予定の西表島大原港行きに乗ることにした私達。
『とりあえず気を取り直しておやつでも食べよ。』
バックから取り出したお菓子は三月菓子(さんぐわちぐゎーし)。(昔は旧の3月3日の女の節句に重箱に入れる揚げ菓子のひとつだったが、今日では旧の三月三日とは関係なくおやつ代わりに各家庭で気軽に作られている。味はサーターアンダギーとそっくり。)私たちはおやつを食べながら急遽ガイドブックを読み返し、西表島でのプランを計画した。
1時間後、大原港行きの船に乗り込む。私たちは客室ではなくビニールテントで覆われたデッキの上に席を取った。
『お姉さん達、ここすごくうるさいよ。いいの?』地元の方らしき男性が教えてくれた。
『はい。大丈夫です!』
11時、出航。エンジン音がとても大きくてビックリ!あまりの音の大きさに話し声はかき消され、お互いの顔を見合わせ思わず声をあげて笑った。振動が足の裏からお尻を通って体中に響きわたる。笑わずにはいられない。高い水しぶきを上げ船は進んでいく。しばらくするとエメラルドグリーンの海に島が見え始めた。右に小浜島、左に黒島。テントの隙間から吹き込んでくる潮風がとても気持ちいい。
35分後、西表島に到着。『やっと着いたー!』港には予約したレンタカー会社の方が迎えに来てくれていた。
『皆さん、西表は初めてですか?何もありませんが自然はとても素晴らしいです。人口は約千二百人。その半分は私のように、ないちゃーです。』
と、運転手のおじさんが話し始めた。
『信号は島に二つしかありません。今過ぎたのがそのうちの一つです。』
『えっ!!どれ?』
私たちが住む那覇の街にはありふれている信号。島に二つしかないと言われると貴重なものに見えた。
車を借りた私たちはまず記念撮影。そして走り始めた。おじさんが言っていたように島には信号がほとんどない。とてもいい天気でまぶしいほどの日差しが私たちに照りつけた。と、突然道路上にカメが!!慌ててハンドルをきった。
『何?今のカメは?』
『ビックリしたね。甲羅が山みたいだったね。』
ガイドブックで確認。どうやら国指定天然記念物のセマルハコガメだったようだ。あぶない。ひいてしまうところだった。 |



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