
機内誌コーラルウェイの7・8月号でも特集されている「星の島・石垣」。記事をご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
石垣島をはじめ、南に位置する八重山諸島では様々な星を見ることができます。今回、アテプリ新人編集員の江口が、ステイで訪れた際に星空ガイドを利用し夏の夜空を観察してきました。その様子をリポートいたします!
ガイドをして下さったのは「八重山星の会」の大島さん。この日は石垣島天文台での観察です。打ち合わせをした際、「今日は面白い天体現象が見られるかもしれない」との情報をキャッチ。流星群?もしかしてUFO?ワクワクしながら日没後、観察地へ。だんだんと低く、遠くなっていく市街地の明かり。暗い山道をぐるぐると登っていくと、前勢岳にある天文台に到着です。
周囲に明かりがない場所で、雲がなく、月が出ていない時が星を見るのに適している様ですが、さて今日のコンディションは…。到着時、月は出ていなかったのですが、雲がかかり星が見えないという状況。しかし諦めきれず少し待っていると…雲が風に流されていきます。これなら見えるかも!合間から顔を出した夜空に期待が高まります。
まず南の空に見えたのがさそり座。赤く輝いて見える星「アンタレス」から下に星を辿っていくと、くるっと丸まったフックのような形が見えてきます。これがさそり座の尻尾です。今ではさそり座と呼ばれていますが、昔さそりがいなかった日本では尻尾の星の並びは釣り針に例えられていたそうです。へぇ〜★
さそり座のアンタレスのすぐ上に見えるひと際輝いた星は木星。アンタレスに比べると黄色く光って見えます。
説明に耳を傾けているうちに、天体現象が予測される時間に。なんとその日はISS=国際宇宙ステーションが見られるかもしれないとのこと。しかし見えそうな方角を探してはみますが、なかなかISSらしき光は見えません。
今日はダメか・・・と話していた矢先!黄色く、小さな点がすうーっと動いていっているのを発見!これがISS!ガイドの大島さんもその軌道を撮影しようとシャッターを何度もきります。ほんの数秒間ですが、北西から北へ(北斗七星の下を通過)動くISSをはっきりと見ることができ、感激。
地上からではほんの小さな点にしか見えませんでしたが、実物はサッカー競技場ほどの大きさがあり、現在、宇宙飛行士がISSで働いていると聞き、びっくりしてしまいました!!
天頂近くから北東の空には七夕の伝説で知られる「ベガ(織姫星)」と「アルタイル(彦星)」があり、その2つの星の間からさそり座の方向に向かって見えるのが天の川です。天の川は白くもやがかかったベールのように見えました。天の川を北に辿っていくと、はくちょう座の頂点星「デネブ」があり、ベガ・アルタイル・デネブをつなぐと夏の大3角形が表れます。
この日は他にも人工衛星や流れ星が見え、これまた感激!いつのまにか星空の魅力に吸い込まれていました。短い時間でしたが星☆トリビアも聞け、気分はすっかり天体通です。皆様も石垣島できれいな夜空をゆっくりと見上げてみてはいかがでしょうか?
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